昨年の3月11日前に組んだPCは、今まで2階建ての木枠に突っ込んだ状態でした。
まな板というやつです。
HDDにいたってはボール紙にファンを引っ掛けたものを脇に置いといたものでした。
前々から、ちゃんとしたケースに入れてあげようとは思っていたのですが不精を続けていました。しかし部屋の模様替えを考えた際に机の下のグチャっとした有り様を見て決心がついたのでした。
大仰であると思いますよね?
ケースなんてさほどこだわらなければ、どうにでもなるものです。
ああ、こだわってしまったのです。
市販のケースは「これいいな!」と思うものは1万超えで、しかも大きい。
そして「作るか。」という、実にお馬鹿短絡思考で制作開始です。
金属加工は出来ませんし、アクリルや頑丈なプラスチック類は高いので木材です。しかも合成の安いやつです。
デザインはキューブ型を考えました。ゲームキューブが好きだったからです。
2層構造で1階にマザーボード、2階に電源、3.5インチベイ×4、5インチベイ×3、でしたがお掃除の際にけっこうバラさなくてはならないのでタワー型に変更しました。
スタイルは素材が木なので木製家具の隣に置けるような、床の間に置けるような・・・ものを目指します。
タワー型のフレームの製作中、天と底の木枠を作った段階で煙突構造という知識が入ってしまったので変更しました。
幅、奥行きは変えられないのでフレームにマザーボードと電源が少し食い込んでしまいました。
とりあえず、写真を見て下さい。
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フレームだけの状態です。
前に転がってるのはマザーボードを固定する板とPCIカードを引っ掛ける板と電源を固定する板です。ネジ止めかハメ込みです。
フレーム自体はハメ込みとボンドで組んでいます。外板をネジ止めするので、かち合わないように釘などは使っていません。
木材そのもののズレと私のズレで適当になっています。ニス塗りもひどいです。
隠れてしまうので・・・。
パーツたちを搭載しました。
クリップでぶら下げているのはスイッチです。
電源がきつめに作ったのでハメるのに一枠、取り外し式にしたり、
マザーがきついので少し削って広げたりと、トホホでした。
マザーボードはネジ止めで他は隙間テープを使ったクッションによる固定です。
にょろりと出ている緑の線はマザーボードに繋いでいるアースです。
電源のアースとは別で金属のケースならばケースアースで済むのですが木材なので、このように伸ばしてスチールラックやら窓のアルミサッシにくっつけておけばいいと思います。
静電気対策やら電磁波対策やら、詳しくはわかりません。
H533 W188 D370
microATX
150x140x86のatx電源
3.5インチベイx4
5インチベイなし
煙突構造 裏面配線(キツい)
起動スイッチのみ
今は以前のファンを使ってますが、底面に12cmのを2つ
上部に1つ付ければ今後も大丈夫だと思います。その際はケーブルは横のスリットから配線します。取っ手でもディスクトレイでもありません。
スリムタイプの光ドライブかファンコンくらいのスペースは作られそうです。
見てくれは、PCらしくないものができて良かったといったところです。
金に余裕があれば高級オーディオみたいなアルミケースが欲しいのが本音です。
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