別のことをやっていてもテレビをつけていますと気になるワードが入ったときに、ちょっと手を止めて注視できてていいんですが、嫌なCMとか勘弁です。最近ではゴレンジャーな色合いの女性が屋根の上で急に歌い始めるのを聞くとマグカップをひっくり返してでもチャンネルを変えます。そういえばちょっと前に同じ人が「ディンディン~」言い始めたときも同じようにチャンネルを変えていました。
意図して見ているのはCSIです。テレ東のお昼。REC忘れるとレンタルして見ます。じゃあ、わざわざ放映されてるのを見なくてもレンタルでザーっと見れば、と思われるでしょうが、なんとなく。
あ、さて、omniのweb見ていただいたでしょうか。クズノ氏が管理しているやつです。あれの次回WF参加告知のFLASHをこさえたの私なんですが、ちょっと説明しようかと思いましての今回の記事です。解説するような事は無いのですが。製法はググればきちんとした解説をみつけられるはずですし。なんというか、私のスタイルの解説というかブログのネタというか。ここまで前フォロー。
といってもそんな張り切るものでもなく、メモ帳やら紙切れやらにグチャっと描きながら考えます。パンフ用カットは毎度描いているんですが、最初の頃は下絵だけ描いてクズノ氏にお任せていたんですけど、いつからか点描にしてからはお任せしていません。イラストはこれで完成でちょいとテキストをかぶせるだけなので簡単なフォトショ知識でオーケーなのです。
で、毎度考えるのですが決まらないときはこのグチャっと描く時間が長くなります。たかが5cm×4cmですけど。しかしこれはちょっとした時間とちょっとしたところでできます。
今回はすぐに決まりました。そんなでできたのが写真の上の紙切れ。しっかり線を決めないのはグチャ感も点にできないか、と考えるからです。下の紙はある程度の目安としてラインを引いたものです。
目安を引いたものをトレースして点を打ちます。丸ペンです。
トレス台はアルミ断熱シートにLED照明1つにガラスを置いた自作もので外側は光が弱くなりますがペンで書き起こす分には問題ないです。トレス台は自分の手などが影にならないので便利です。斜めなのでインク瓶を置くとチャンクします。以前インクが半分以下になりました。
トレースはだいたいの構図だけです。あとは最初の絵を見ながら打ちます。
点を打っていると「線じゃだめかな。」って思います。「イラストの点描って・・・」とか考えます。
そしてできました。画像はスキャナーで取り込んだものです。
グレーでヒストグラムとコントラストをいじって紙の汚れやくすみを消して白黒はっきりさせました。
これをフォトショで5cm×4cmにはめてテキストを追加したのがWFのパンフのカットになります。
濃淡を点で追うわけでもなく、なんというか、う~ん・・・。
ウェブで告知する用にイラレで色をつけました。色付けは少し前からやってます。着色はフォトショでがっちりつけるのでなく、イラレの軽いグラーデーションで行います。円形と線のちょっとしたものです。虹と頬はメッシュを使っています。あくまで点描っていうことで。
いつもはカットはこれで終わりなのですが、今回はちょっと動かしてみました。
左。また点打ちです。動かすパーツが途切れているものを完成図をトレースしながら描き直します。重ならずに完結しているパーツは完成図からフォトショで取り出します。
この辺は文章でキッチリ説明すると読むのが面倒になるので画像をみて推測してください。
中はベースとなる画像。カップを消して隠れていた腕と虹を補間してある。女性の上まぶたも消した。
右はレイヤーで手前に来るもの「カップ」や動かすもの「まぶた」「湯気」のパーツ。
パーツそれぞれに再びイラレで色を当てます。先に着色したaiファイルを使うので少しパスを加えるのとレイヤーをいじるのとでオーケーです。
イラレには書き出しにswfファイルがあります。ラスタ形式ですがパスだけを書き出すのでFLASHソフトで透過をする必要がなくちょうどいいと思います。レイヤー全て1度に書き出すとナンバリングされたswfファイルができますが、どれがどれだかわからなくなるので、私は表示レイヤーを一つづつ書き出してファイル名を指定します。あとでFLASHソフトで名前をつけてもいいのですが。
ここで厄介がありまして、イラレでは点描の画像パスを乗算して下の色パスを表示しているのですがFLASHソフトのSUZUKAではイラレで指定したパスの透明度は反映されないようです。画像パスは白地に黒点のものとして表示されます。例えば赤を透明度の指定で薄い赤にしたパスもSUZUKAではただの赤と表示されます。
そこでSUZUKAの透明度を使います。
点描と色パスを別々にswfに書き出し、スプライト内で重ねて点描はブレンドで乗算を指定しています。2つのswfが1スプライトで1パーツとして成り立つわけです。
ここで2nd厄介が発覚しました。スプライトは自由変形が出来ません。縦横の伸縮はできます。
湯気なんかをユラユラさせたかったのですが、ならば、スプライト内でswfごとに自由変形させればと試しましたが、色ファイルは変形できるのですが点描の方は指定しても反映されませんでした。そもそも点描画像は透過できないのだからswfではなくjpgの方が良かったのでは?それなら変形できたのでは?と思います。今後試そうと思います。
厄介というかガッカリでした。
そして3rd厄介です。
omniのwebはfc2で作っているのですが、1ファイル1MBまで!とクズノ氏。
1MB以上でもアップできるのですがすぐに消されるらしいです。そこで気付くのが遅れました。アップする前にヘルプとかで確認しましょう。まぁ、表示されるの重いのもどうかと思いますし、1MB以内ですよね~。
出来上がったのは1.16MBでした。ninjablogは1ファイル512KBまでなので3MBまでいけるninjaHPで表示となります。
1.16MBのSWFファイルを見る。
夏頃に作った猫のFLASHは415KBでしたね。色パスだけで作りましたものね。
対策です。
イラレでのswf書き出し時に圧縮しました。そもそも表示サイズが完成のFLASHより大きく作ってあるのでかなり圧縮しても問題ありません。
そうして書き出したファイルの図<左>です。
colorが色パスでmonoが点描パスです。表示サイズが大きい点描が一番容量が多いです。
実はオーバーした1.16MBのものは圧縮してのサイズなのです。ですから改変するべく泣く泣く、動く湯気パーツを変更しました。
ちなみにテキストはSUZUKAで作っているので軽いです。イラレで作ったテキストはSUZUKAで表示されないことが多いので。
そんなこんなで出来たのがomni webに貼ってあるわけです。そんなこんな、ってまとまってないと思うのですが、妙なのが出来たと思います。他に手があるはずなのですが、そろそろ有料のFLASHソフトを用意したり・・・。次回作で反映されると良いですね~。
今後もomniがわけわからんグループであることに貢献したいと思います。
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