いきなり始めます。
着物ときたら靴下ではなく足袋です。
草履です。
あれこれ着せる前に足袋を装着します。というか縫い付けます。
今回の型だと細かな足先の形が出来ないので足袋には綿を詰めて足の形を作っています。もちろん脱着はできません。
そして草履です。
プラ板の切れ端で作りました。小さくて失くす心配も無いし、一足だけなのでレジンにはしていません。
全体のイメージに合わせて着色しました。鼻緒もそんな色です。
それを縫い糸であらかじめ開けた穴に通して固定します。中央の大きな穴はネオジウム磁石を埋め込むためのものです。磁石は手に仕込んだのと同じもので両足を鉄の台座に固定し、おしとやかに閉じておくためのものです。
うさこは自ら踏ん張ってくれないので、かかとが浮き、前のめりになります。なので草履と足の裏をグルーガンを使って固定します。磁石も同様に固定しました。鼻緒なんて飾りです。
植毛です。
写真では茶色に見えます。日の加減でしょうか。本当は紫のようなピンクのような色の刺繍糸を使っています。COSMOの#234よ~。
イメージの段階で全体の色のトーンを決めているのですが布はその通りの色、柄が見つかるとは限らないので近いものを選んでいます。そうなると服に合わせて髪の色も変えたり、と面倒ですがそれが楽しいということもあります。私は血涙を浮かべて選んでいました。
植毛はソフビのドールと同じやり方だと思います。
フェルトだと本数が増えるうちに、生地が大丈夫か?となりますが今回の生地は、まぁ、大丈夫でした。
生え際を細かく植えるだけで終わりです。全体に植えるとボリュウムが大変なことになります。髪形によって植える場所と量を変えます。
写真は植え終えて、綿を詰め、首を閉じたものです。右のは生え際の内側に植えたものをまとめて後頭部の頭皮を隠しています。
目は正面から糸を後頭部へ通して固定するので頭皮を隠すのはそれからです。
目を埋め込むように固定することで顔の形がらしくなります。なので頭がつぶれないようにキツく綿を詰めます。
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